これまでお世話になった祖父母に、初任給(初月給)でのプレゼントを考えている新社会人の方も多いかと思います。
祖父母へプレゼントを思い立った時、プレゼントするにも祖父母の好みや既に所有している物など、意外とわからないことが多く何をプレゼントすればよいかわからないものです。
ここでは初給料のプレゼントの基本的な選び方や気をつけるべきこと、おすすめのランキングなどを紹介していきます。
まず、予算の相場についてですが、合計で1~2万円程度が最も適した予算です。
祖父母1人あたりにだいたい1万円、あるいは2人に1つの品を贈る場合は2万円以内といった形です。
これがもし、父方の祖父母、母方の祖父母、どちらにも贈る場合は1人あたり5千円程度になります。
この辺はご自身の経済状況に合わせて変えても問題ありませんが、両親にも初任給でプレゼントを贈る場合はさらにその値段がプラスされるため、いくら税金が少ない初任給と言えど、生活のほうが厳しくなってきてしまうでしょう。
そのため、両親へのプレゼントは翌月の2ヶ月目の給料に回したりする方も中にはいます。
また、ほとんどの祖父母の方は孫からプレゼントを貰えるというだけでとても喜びます。
そもそも初めから貰うことは想定していないですし、プレゼントの値段やブランドなどを祖父母の方が気にすることはありません。
あなたが選んだ物であれば喜んで受け取ってもらえますし、泣きながら受け取る祖父母も多いです。
高価すぎるプレゼントを贈ると逆に生活のほうを心配されることもあるので、初任給のプレゼントは気持ちが伝わればあまりこだわりすぎる必要はないということを覚えておきましょう。
では、ここから祖父母への初任給でのプレゼントランキングを紹介していきます。
-
名入れギフト
祖父母にプレゼントをするならメッセージ性があり気持ちが伝わるものがおすすめ。
祖父母の名前や祖父母へ向けたメッセージを商品に記入することができる名入れギフトはその代表的なプレゼントです。
メッセージを入れつつ飾っておける時計や額縁などは2人に1つの品を、祖父母それぞれ1人ずつに贈りたい場合は、名入れグラス、お箸、ボールペンなどがあります。
お部屋に飾っておけるものからグラスやボールペンのように実用的に使えるものまで幅広い商品の種類があります。
-
湯呑み
湯呑みは温かいお茶を飲むときなどに日常的に使える物であり、使い勝手が良い品です。
孫から貰った湯呑みを使えば心も体も温まります。
もったいなくて使えないという祖父母もいるほど、非常に気持ちが伝わりやすい品です。
その場合は、単純に食器棚に飾っておくだけでも眺めているだけで心が温まるそう。
高齢の方であれば湯呑や陶器を眺めること自体が好きになるので、普段使っているものよりもちょっと良い品をプレゼントしてあげましょう。
-
お花
具体的な物のプレゼントがいまいち思いつかないときにおすすめの品。
予算があまり取れないときに選びやすいところも人気がある理由です。
最近はお手入れ不要で長持ちするプリザーブドフラワーのおかげで、生花を贈るよりも手軽にプレゼントをすることが可能。
お花にこれまでの感謝の気持ちを込めたメッセージカードを添えれば完璧です。
お花単品だけでプレゼントするのもよし、ほかのプレゼントと一緒に贈るのもよしで、万能な贈り物となっています。
-
健康グッズ
健康グッズは誰もが思いつく祖父母へのプレゼントですが意外とチョイスが難しいジャンル。安い物はとことん安く「プレゼントとしてはちょっと・・・」という物、逆にマッサージ機はなかなか高額。初任給のプレゼントとしては手頃な物があまりないのです。
ただこの中でもなんとか予算内に収めるのであればフットマッサージ機がおすすめ。
値段が手ごろな物を選べば初任給のプレゼントの予算にも収まるはずです。
-
食べ物
祖父母の食の好みを把握している場合には食べ物のプレゼントもありです。
ただ、食べ物を贈る時に気をつけなければいけないことは、好みというよりはNGな食べ物や体の調子のほうを考慮しなければいけません。
普段の食生活が分かっていて普通にお肉や海産物を食べているのであれば問題ないかと思います。
逆に祖父母が高齢で脂っこい物があまり食べられなかったり、塩分を控えるなどの食生活をしている可能性があるときは避けたほうが無難です。
控えている食品がないかどうか、両親や、場合によっては祖父母本人たちにもリサーチが必要なので、サプライズ感の演出は難しくなることもあります。